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「お母さん、『ごめんね』じゃなくて、『一緒に頑張る』でしょ?」
訳がわからず立っているお母さんに嵩志君は続けました。
「この前、圭君のお母さんが言ってたでしょ?お母さんは仕事を、僕は勉強を、一緒に頑張ったらいいって。」
その言葉をすっかり忘れていたお母さん。でも、不安だらけのお母さんの心を感じていた嵩志君は、あの時の会話にこっそり耳を傾けていて、そしてちゃんと憶えていてくれたのです。
お母さんは嵩志君の思いがけない優しさが嬉しくて、その場にしゃがみこんで泣いてしまいました。
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